こっとり。
いつも擬態語を探している。本でも、歌詞でも、何にでも。
たくさんの擬態語たちがひしめき合っている文章を見つけると、それだけで一日ほうっとする。
「ない ない ない ない 泣いた
ちっともなんだかくちゃくちゃ頭でごっそり根こそぎばっちりがっつり泣いた
ない ない ない ない ナイター
想像するだけ目玉はらんらんあなたはお馬鹿なあの子と今夜もナイター」
最近知った、東京カランコロンの泣き虫ファイターって曲。
創った本人にしか分からない感覚で、
投げ込まれた羅列が美しい。
伝えようとしない乱暴さに惚れる。
“オノマトペ”という擬音語、擬声語との総称名の響きもまるっとしていて好き。
夜更けに思い立った徒然ブログは、穂村弘さんが自身の心境を表した言葉でさようなら。
「あひょりい。」