ゆやゆよん。
あざとさの定義ってなんなんだろ。
男の人に媚びること?
自虐することで可愛いと言わせること?
自撮り写真をSNSに投稿すること?
多分、どれも正解でどれも間違い。
要は同姓に嫌われたら「あざとい」認定なんだろな。
さて、ここからは全く私の個人的な話。
男の子みたいな小学生時代でした。
凄く短い髪。
ボーイッシュな服装。
運動会はサッカー少年特有の脹脛を隠す靴下履いて、鉢巻して応援団で旗振り。
スキーウェアもピンクや水色なんて以ての外で、赤、黒、白。
普段から所謂小学生女児みたいなパステルカラーの服は着なかった。
夏休みには黒マニキュアにタトゥーなんか入れたりしてたし、真っ黒に日焼けしてた。
ごく稀に、ルーズソックスや厚底スニーカーを履くくらいが私の「可愛い」だった。
そういう少女時代を過ごしてきたから、「可愛い」の代名詞、ピンクに出会うのはとても遅かった。
今でも本当はピンクというのは特別な色で、身につけるには恥ずかしくて少し勇気がいる。大学では素知らぬ顔でピンクを身につけているけれど。
ピンクに出会ったのが遅かったから、
「可愛い」服を着るのが遅かったから、
不器用な自分に「あざとい」なんて出来るわけないのに、たまにすっごく「あざとい」をしてみたくなる、そんな衝動がある。
女子という公称が通用するのは大学生までだし
嫌われない程度、出来る限りの「あざとい」と
たまに馬鹿みたいな「可愛い」をして
女子大生を死にたい。