いろいろいろいろ。
にめーとるもないかべのさき、まったくしらないへやのじんせいに、いっしょうかかわることはなくて、そんなことのくりかえしだ。
誰にも邪魔されずに、文字の羅列にだけ触れていると、ぽっかりとした穴が少しだけ満たされていく。
きょうはずうっとひとりでいたい。
沢山の人と接すると、いろんないろで溢れかえりそうになる。
共感覚なんて難しいことは分からないけど、昔から好きな人と嫌いな人の色が見える。あんまり関わらなくて、距離を保ってる人の色は見えない。
深緑色の男の人と、青系統の女の人が好きで、
黄土色の男の人と、オレンジ色の女の人が苦手。
けれど、私の知り合いでこれを読んでる稀有な人がいても、私はあなたに色を伝えられないと思う。そんな気がする。
自分のことなのに、自分でも分からない自分のこと。
ずうっとわからなくていい。
格好良い表現技法より、
正しく言葉を使うことのほうが、
よっぽど難しい。
伝えたいことよりも、
伝えたい気持ちのほうが、
大きく膨れ上がって持て余してしまう。
毎日、理性と感情と本能と煩悩がごちゃまぜになった、いろいろのいろが浮かんだり消えたり。
なにかをみたようなきになって、
なんにもみていなかったり、
さみしくなったり、
せつなくなったり、する。