生きてるだけで

一日おきに死にたくなる。

声をあげて泣いてみては

泣いたってどうにもならないと冷笑する自分の狭間で自分を殺している。

自分の血液を、

とめどなく溢れる血液を呑んだことありますか、

わたしはあります。

 

わたしはひとり、血液をごくごくと呑んでいました。

口内に血が溜まったら吐くものをあげるから手を挙げろと隊員に言われました、歯医者のように。

あっという間に溜まるから、

手を挙げても挙げても何の意味もなくて、

わたしはひとり、血液をごくごくと呑んでいました。

わかりますか、血の味が。

体内から出てくるそれを自分に戻して廻らせるほどに

気の遠くなる感覚が。

いまあいつに遭ったら惨殺してやるのにな。

少し沈んだら必ずフラッシュバックが起こる記憶になんてなりやがって。

 

毎日に絶望できる間はまだまだ生きていますよ。