ずっと早く卒業したくて、生きてきたの
大好きな金曜の夜から遠い一日が
始まろうとしてる。
永遠に満たされない変身願望を引きずって、
精神なんていつだって不安定。
「卒業」を待てなくなったいまは
「いつか」を待ってる。
ずっとなにかを待ち続けてしまうのは、
結局自分からどこかへ向かう勇気のない臆病さと、
待っている、という事実をも飲み込んでくれる日常のせいなんだろうか。
そんなことを考えて、
なにかを考えたような気になって、待っている。
ひとり。