生きてるだけで

一日おきに死にたくなる。 声をあげて泣いてみては 泣いたってどうにもならないと冷笑する自分の狭間で自分を殺している。 自分の血液を、 とめどなく溢れる血液を呑んだことありますか、 わたしはあります。 わたしはひとり、血液をごくごくと呑んでいまし…

平坦な戦場で生きること

ひなまつり。 実家では今年も雛人形を飾ってくれているらしい。 女の子であったときの面影を永遠に引きずっておばあちゃんになるんだろうな。 ワイヤレスヘッドフォンを買おうとしたら、パパ、痴漢に遭いやすくなるからやめてって言った。 わたし、ずっと女…

no title

完治なんてないよ、寛解なんだよ。 元気?大丈夫?聞いてもいいかな? その言葉に何の意味があるの?? 興味を持たれない街の居心地の良さはどうだ。 愛したり、愛されていない限り、 ひとはほんとうの孤独に向かうしかない。 ちがう。 どんなに愛したって、…

へん

‪小学生のとき、クラスでたぶん浮いてた?からか友だちがいなかった?(覚えてない)けど誰もわたしの好きな本なんて読まないし、話合わないし、言葉使い汚いし、なんだか品もないしで友だちは要らないって思ってた。間違ってもいじめられてたわけではないし、…

憂・優・愛

好きなひとに気持ちを伝えるとき、 なんて言いますか。 なんて言われたら嬉しいですか。 その言葉が三者三様であるように、 愛し方も三者三様なはず。 精神か肉体かの二元論で、人間を取りこぼすことなく区分できているのかは分からないけどまあ区分できてい…

🔚

終わらないものはこの世に無い。 テストは100点じゃなきゃ意味が無いし、 ネイルが剥げてたら気分あがらない。 思う通りのかわいい結果がほしい。それだけ。 恋愛は綺麗に終えられた試しが無いし、だから 好きなひとととは初めに終わり方を約束する。 都合の…

気持ち悪くなきゃ気持ちよくなれない

勝手に設定したライバルへの劣等感を食べておおきくなってきた。だからいつも殺気立ってた。いつも何かに勝ちたかった。 なんだって不器用だから、器用なひとに出会うとものすごく勝ちたくて勝てなくて嫌で堪らなくてそのひとと少しでも違うことがしたくて、…

ショットガンであいつの頭ぶちぬいて シチューで食べたいやつがいる

死にたい死にたい死にたい死にたいもしくは死ね死ね死ね死ねて打ってればこの死にたみは消えるんですかね、偽善者のふりして僕は全然優しくなんてないんだ。本心なんて壁でどうとでも隠せるじゃんね。みんなだいっきらいなだけだよ。そんなふうに思っちゃい…

23時の戯言。

「ひとりっ子に見えない」と勝手に言われる。 私のこれまでの命のすべても知らないでよくもまあ抜け抜けと「見えない」と言えるもんだ。貴方に相対している私は私の人生の1ミリにも満たないというのに。 「兄弟姉妹がいそう、いなさそう」 この手の会話が嫌…

LIFE IS DEAD

去年のこの時期は死にたくて死にたくて鬱になって精神科行って薬5種くらい飲んでって感じで、人間みんな持ってる快楽への貪欲さが一切消えて何もしたいことなくてみんなしたいことあるなんて強欲で気持ち悪くて、なのに人間欲が無いと生きるの難しくて本当に…

アナログシンコペーション。

フツーに美味しい。フツーに可愛い。フツーに面白い。 そういう普通なんて要らない。 きみの普通とわたしの普通は違う。 だから何だって普通だよ。 違いを見つけたらメンヘラとか障害って名前をつけて自分は「普通」だというその認識が普通じゃないよ、怖い…

みぞみぞ。

‪自分の価値観以外をディスって息を吸う弱い人間にはなりたくないなあ、対象が可愛いになればぜんぶ許せるのかなあ。可愛いは今を覆す麻薬だもんね。 毎日はちっぽけな虫を潰すような闘いの連続で好きな人がいないと1ミリも優しい気持ちになれないね。春のせ…

承認欲求の話。

求められていたい。 必要とされなければ死んでしまう。 それがわたしの生態。 自己肯定感の低いわたしは、 言い換えれば承認欲求の強いわたしは、 他者に必要とされてはじめて存在価値を見出せる。 多分、人よりもその感じ方が強い。 仕事でも友情でも。 恋…

話したくない。

阿川佐和子の「聞く力」は、彼女が「話したくない」からこそ、身につけた力ではあるまいか。 この疑念については邪推にすぎないかもわからないが、少なくともわたしは「話したくない人」である。寡黙という訳ではない。出来る限り自分を語りたくないのである…

わたしについて。

気まぐれに筆を取るこのブログも開設して数年経つ。今更なタイトル、かもしれないです。 でもいい。 今、書きたい気分だから。 1.わたしの状態 わたしのtwitterをそこそこ見ている人がこれを読んでるならご存知の通り、鬱になりました。なっていました。いや…

泣いて、凪いで、哭いて、鳴いて。

どの女とも同じものがついてるこの身体を欲する貴方は好きになれない。誰にも見せない自分だけの馬鹿みたいに優しい世界を愛してほしい。その世界を司るものとしてならば悦んでこの身体を捧げよう。でもそんなもので満たされるなんてやっぱりわたしの好きな…

ぽきゅ。

春っぽい音感を考えたら、ぽきゅ。という音が湧き上がってきた。一度舌で転がして、可視化する。洋服の試着で言うところの、サイズぴったり。そっとたたみ直して、タイトルに飾る。 季節の変わり目だからか、春は頭が痛い。 毎日痛く、薬を飲み続けて4日程。…

中央線沿いのマンションのヨガ教室の窓から

ぬるくなった缶ビール。道端で燻ってるタバコの吸いさし。 すれ違う人の体臭。スマホで乾ききった眼球。 毎日の中に落ちている虚しさは言葉にすると 5度くらい体温が下がる。 でも紛れもなくそういう日常に生きていて、 だからキラキラした1日を手に入れたく…

zero⚫️

人一倍写真を撮られて育ってきたのに、 歯を見せた自然な笑顔はできない子どもだった。 ひとりっ子として物凄く物凄く物凄く 愛されて育てられた。 生まれたときからずっと撮られ続けて わたしのアルバムはもう70冊を越えてる。多分。 真正面からのアングル…

轟々。

「ものをごうごうと音が聞こえるようなスピードで食べるような男の人が苦手だ」 吉本ばななさんの小説に出てくる女の子は、 男の人の 食べ方 が苦手だった。 男の人特有の筋肉のつき方とか、 ごつごつと骨ばった手、低い声、それらとのギャップになるスイー…

無題。

そんなヤツ、死ねばいいのに。 この一言に救われてしまった日のことを 敢えて記録として残しておきたい。 人には絶対に触れられたくない部分がある。 私の場合は顔。 人はあまり目立たないと言うけれど、 自分にははっきりと浮き立って見える、 一生消えない…

わたしいがいわたしじゃないの。

小説、ドラマ、演劇。フィクションが死ぬほど好きです。それらを作る才のある人も好きです。というよりなりたかったんです、本当は。けれどここ最近、見えてきました。「本当に好きだから、好きだからこそ、仕事にしたくない」の意味が。時として、掴んでし…

わたし!わたしだよ!

第一声がなんとか詐欺みたいなその電話がきたのは12月のはじめだった。無論誰かは分からなくて、怖くて、何故見知らぬ番号に出てしまったのかと自分を呪った1分間。「どちらさまでしょうか」「わたし!」の応酬。一本調子なわたし(筆者)に折れたとみえて、彼…

ずっと早く卒業したくて、生きてきたの

大好きな金曜の夜から遠い一日が始まろうとしてる。永遠に満たされない変身願望を引きずって、精神なんていつだって不安定。「卒業」を待てなくなったいまは「いつか」を待ってる。ずっとなにかを待ち続けてしまうのは、結局自分からどこかへ向かう勇気のな…

わるい子になりたいよ いい子にしてるから

薬を飲んで、効いてきた瞬間、 どこまでもイケそうな気がするし、 どこにも行けない自分に安心しているベッドの上。 死ぬまでに痛み止めをあといくつ 飲むんだろうか。 痛みを麻痺させて鎮められる生きやすい世の中で 二粒で簡単に抑制される身体を使って 眠…

生生生生生。

初めて人骨を見たのは6歳の3月だった。 まだ春には程遠い北の3月。 時折思い出したように暖かくなり 路肩の雪融け水が側溝を汚し始める季節。 初めての春休み。 外はよく晴れていたというのに あの日は一日中家にいたのだったか、 おやつに出された蜜柑に歓…

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い でも

好きな人が 私の知らない日に 世界からいなくなってしまった。 それでもわたしはいまとうきょうにいる。 そしてこれからもしばらくはとうきょうにいる。 それは辛くて、 とても辛くて、 好きな人の日常に交わらないところで生きている事実を ぶつけられては…

とんことり。

最近よく、いい子だね、と言われる。 いい子。 近所の人は大抵言う。 「犯罪に手を染めるような子じゃなかったのに、 挨拶するいい子だったのに」 挨拶を交わすくらいの近所付き合いで 相手の何がわかるんだろう。 私は友人だって、恋人だって、そして両親の…

ふりっくりっく。

好きな人以外嫌いで、ううん、興味すらなくて、 興味がないということは、嫌い、の斜め上、 たぶん角度は 嫌い の底面から80度くらい遠い。 少し前まであんなに近かったのに、 もうずっと遠い誰かの タイムライン。 とりあえず、で繋がって、繋がった途端に …

ぐぼぐぼ。

好きなバンドは解散するし、 好きな作家の続編は出ないし、 好きな人は遠くに行くし、 私の好きなものは大抵散り散りになる。 やりきれなくて爆音で聴く背中のジッパーが沁みる。 中村文則を開いて主人公の名前を見て閉じた。 桜の花の狂気が都市の嬌声を造…